テラのゲーム日記

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ゲームに関する様々な情報をご紹介します!ゲーム以外にもスマホ等のIT情報も掲載していきます。

【ニューダンガンロンパV3】なぜ結末が賛否両論なのか?オチに対する考察

【ニューダンガンロンパV3】賛否両論のオチについて考察!

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ニューダンガンロンパV3の結末(オチ)について考察していきます。私自身の考察や他のファンの考察、制作スタッフの発言などもまとめていきたいと思います。

 

ストーリー全般に関するネタバレや感想については、以下の記事をご覧ください。

◆ ストーリーのネタバレと感想まとめ!

 

ニューダンガンロンパV3の記憶まとめ

6章までに最原たちが思い出した記憶について時系列に沿ってまとめていきます。

1.人類史上最大最悪の絶望的事件が起きる

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今作ではほとんど語られていませんが、人類史上最大最悪の絶望的事件が起こったのは”希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件”が起因しています。希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件とは、希望ヶ峰学園の生徒会がコロシアイをした事件です。これは江ノ島盾子が引き起こした事件で、カムクライズルも関係しています。この話はダンガンロンパ3絶望編やダンガンロンパ/ゼロと関係してきます。

そして「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」で描かれたコロシアイが全国に放送され、その影響で人類史上最大最悪の絶望的事件へと発展します。知っての通り、この事件により世界は破滅へと向かいます。

 

2.未来機関と絶望の残党との戦い

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最初のコロシアイを生き残った苗木・霧切・朝日奈・十神・腐川・葉隠は未来機関に入ります。江ノ島の死後、世界にはまだ絶望に染まった人々が”絶望の残党”として破壊活動を続け、未来機関はその制圧を目的に戦いました。その際、希望ヶ峰学園の77期生(狛枝の代)の捕獲に成功します。苗木は彼らから絶望を取り除くため、新世界プログラムにかけます。しかし、超高校級の絶望になってしまったカムクライズルによって持ち込まれた江ノ島ウィルスによって、新世界プログラムでコロシアイが起こってしまいます。最終的には、強制シャットダウンにより脱出した日向・左右田・ソニア・九頭竜・終里が生還します。

そして未来機関の話...つまりダンガンロンパ3未来編に繋がります。未来編では、未来機関の幹部によるコロシアイが始まり、絶望から目が覚めた77期生の力もあってこの件はなんとか解決します(これが希望編)。大きな戦いは終わりましたが、世界にはまだ絶望の残党が残っており、未来機関の戦いは終わりません。それでも絶望の勢力は弱まり、世の中は平和になってきました。

未来機関と絶望の残党の戦いによって機能を失った希望ヶ峰学園は再建し、学園長を苗木誠とし、新らしく生徒をスカウトし始めました。

 

3.隕石による世界滅亡とゴフェル計画

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平和を取り戻しつつあった世界に隕石が降り注ぎます。隕石はウィルスを運び、人類は滅亡の危機に瀕します。そこで出した打開策は、ウィルスに耐性のある16人(最原たち)の高校生を別の惑星へ送り人類の補完を図るという”ゴフェル計画”です。この計画は希望ヶ峰学園が主導しています。しかし、「人類はこのまま滅びるべきだ」とするカルト集団(絶望の残党)はこの計画を阻止しようとします。最原たち16人は記憶をなくして”超高校級の才能”を忘れることで、ゴフェル計画とは関係のない一般人になり、カルト集団の手から逃れます。世間ではゴフェル計画に参加する16人は死んだとされました。しかし、希望ヶ峰学園は彼らの記憶を思い出させ、極秘裏にゴフェル計画が進めます。そして16人は宇宙へと飛び立ちました。どこかの星に着陸するまでは眠っているというコールドスリープ状態のはずでしたが、そこをモノクマに起こされ、これまでの記憶を消されてコロシアイに参加させられることになるのです。

 

 

 

6章で明らかになる真実

白銀の正体

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6章で明らかになる真実はこれまでの記憶がすべてひっくり返されます。1章で起きた事件は首謀者が真犯人であると確定し、アリバイから容疑者として白銀が浮上します。白銀が首謀者であると確定すると、江ノ島盾子53世として登場します。江ノ島本人ではなく、”完全再現”となります。

 

「ダンガンロンパ」はフィクション

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しかし、白銀は人間のコスプレ(変装)をすると、キモイブツブツが出てきます。つまり、江ノ島はフィクションの人物であるということが判明します。その後、江ノ島だけでなくロンパ1やスーダン2の様々なキャラになります。このことから、「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」「スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園」の話はフィクションの話となります。「ニューダンガンロンパV3 みんなのコロシアイ新学期」の世界でロンパ1やスーダン2がフィクションということです。

 

ニューダンガンロンパV3の”外の世界”の真実

天海が言っていた「これは自分が望んで参加したコロシアイ」、最原や百田が言っていた「ダンガンロンパに参加したい!」という発言、キーボの内なる声...。様々な事柄からわかるように、ニューダンガンロンパV3の外の世界は”平和で退屈な世界”ということです。人類史上最大最悪の絶望的事件なんて全く起こってません。なぜなら、これは”フィクションであるダンガンロンパの世界の話だから”です。そんな平和な世界だからこそ、刺激が欲しくなり「ダンガンロンパ」というフィクションがゲームやアニメの枠を超えて、実際に行われるようになったということです。最原たちも大好きなダンガンロンパに参加したくて自らコロシアイに志願したわけです。最原たちは肉体は生身の人間ですが、超高校級の才能やこれまでの過去などは全て嘘で固められたもの...ダンガンロンパに参加するための設定...つまり、言ってみればフィクションの存在だったということです。

そして「ダンガンロンパ」はこれまで53回繰り返された...だから「V3」なんですね。

 

希望でも絶望でない中途半端な終わり

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ロンパ1でもスーダン2でも最後は希望が勝って終わりました。だから、またこんなコロシアイが53回も続いてしまう...そう考えた最原は投票の放棄という提案し、他のキャラも賛同します。視聴者代表であるキーボを説得することで、視聴者の「希望が勝って終わることを望む」のを「コロシアイはやっぱりダメだ。投票を放棄することでダンガンロンパというコロシアイを終わらせよう」という意見に変えました。

最後にみんなの処刑が行われましたが、キーボは彼らを生かしました...視聴者がそう望んだからです。そして最原は「実は希望ケ峰学園も実在するのかもしれない」という意味深発言をし、外の世界へと出ていく...という話でした。

 

ニューダンガンロンパV3の結末に対する私なりの考察

”ダンガンロンパの世界観”の真実を考察

私は6章の裁判で明らかになった通り”ロンパ1やスーダン2はフィクションで、ニューダンガンロンパV3は平和な世界で行われたコロシアイである”ということが真実だと考えています。なぜなら、白銀が実在する人間のコスプレはできないと言い、1章でそれが明らかになっています。それに対し、ロンパ1やスーダン2のコスプレが出来たのでやはりこれは変わらない事実だと思います。世界観について、わかりやすく整理した図が以下になります。

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ロンパ1やスーダン2は本当にフィクション?

最後に「実は...」と最原は言っていますが、これは最原が示した願いなのかもしれません。思い出しライトによって植えつけられた記憶によって、希望ケ峰学園からスカウトされたとかゴフェル計画のメンバーに選ばれたという記憶が正しいという思いを捨てきれていないのではないでしょうか?

自分に当てはめて考えてみてください。あなたがこれまで生きてきた軌跡が実は思い出しライトによって植えつけられた記憶だと言われた...そしてその根拠も突きつけられた...。たとえそうであっても、自分の記憶は正しいと思ってしまいませんか?記憶にすがってしまうのではないでしょうか。なので、あのような発言をしたのではないかと思います。

 

制作スタッフの意図は?伝えたかったことは?

まず、意図について考えてみましょう。先程の図で、「全世界の人々(視聴者)ロンパファン」であると示しました。これは私たちがダンガンロンパの世界に近づけた、もしくはダンガンロンパが私たちの世界に近づいてくれたと考えています。フィクションとリアルの世界の壁をダンガンロンパは破ってくれたのです。他にこんな作品はあるでしょうか?こんなことができるのはダンガンロンパだけだと思います。このような意図が込められた「ダンガンロンパらしい終わり方」だったのではないでしょうか。

 

そして、伝えたかったことについて考えてみます。今作の主人公(途中交代でしたが)である最原たちは完膚なきまでに「ダンガンロンパ」を否定しました。コロシアイのために生まれるキャラ、コロシアイを望む私たちユーザー...それをニューダンガンロンパV3のキャラたちには否定したのです。「こんなのはおかしい」と。そして、希望でも絶望でもない中途半端な終わり方をすることで、「コロシアイは...ダンガンロンパはここで終わりにしよう」とキャラが言ったのです。

そんなキャラを生んだのは制作スタッフです。制作スタッフはキャラたちの口を通して、私たちに「ダンガンロンパは間違っている...終わりにしよう」というメッセージを伝えたかったのではないでしょうか?

「間違っている」というのは、コロシアイのために生み出されて死んで行くキャラとしての在り方を否定しているのではないかと思います。

 そして、「終わりにしよう」とフィクションである彼らから訴えることで「ダンガンロンパの終わり」としたかったのではないでしょうか。意図についての考察で、ダンガンロンパと私たちの間の世界が近づいた(フィクションの垣根を超えてきた)と言いました。だからこそ、彼らの言葉を重く捉えるべきなのです。これが制作スタッフからのメッセージだと私は考察しました。

 

全てのゲームはゲーム会社が作る/作らないを決め、ユーザーに情報を発信します。それをキャラが訴えるという前例のないやり方で終わらせようとしたのではないでしょうか。そうすることで、ダンガンロンパらしい終わりを演出したかったのではないかと思います。この結末にはそのような意味合いも含まれているのかもしれません。

 

ファンとして「ダンガンロンパが間違っていた」なんて信じたくありません。ダンガンロンパが...大好きなダンガンロンパが間違っていたなんて...。でも、キャラがそう訴えているんです。たかだかフィクションなのかもしれません。それでも、本当にキャラが好きならば、ダンガンロンパが好きならば、変わるべきは私たちなのかもしれない、とふと思いました。

 

これらを私たちユーザーがどのように捉えるかで、賛否が大きく分かれているのでしょう。

 

 

 

制作スタッフが”解釈”に関して言及した

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◆ ニューダンガンロンパV3 開発者ブログ

ニューダンガンロンパV3の開発者ブログが公開され、先日最後の更新を迎えました。締めくくったのは、ダンガンロンパのプロデューサーである寺澤善徳さんと、シナリオライターでリアルモノクマとも呼ばれる小高和剛さんです。ここで、寺澤さんと小高さんは今作の結末に対する解釈について言及しました。

物事には全てに表があり裏がある。その中で、最後は自分がどのように解釈するのか、それに尽きると思います。

本作も、さまざまな解釈が出来るようになっており、僕らスタッフでさえ、それぞれが違う解釈をしているのも事実です。

寺澤さんのコメント

 ここからも、解釈は個人の自由であることがわかります。このように考察できるのも、ダンガンロンパの楽しさ何だと思います。

常在戦場でした。でも、全力であがき続きました。

「V3」のキャラクター達が“生きた意味”を刻み込む為に。

妥協のない作品を作ること、それこそが命懸けで戦っている彼らに対しての礼儀でもあるからです。彼らが戦うなら、僕らも戦わねばなりません。彼らをただの消費物にしない為に。

小高さんのコメント

 意味深な発言ですね。”生きた意味”がキャラたちがダンガンロンパを否定したことと関わってくるのかなと思いました。

 

ロンパファンの感想や意見まとめ!

ロンパファンの皆さんにTwitterでアンケートを取ってみました!がっかりした...という方もややいますが、私と同じように「ダンガンロンパらしい!」という方もまあまあいるようです。ですが、やはりファンだけに「なんとも言えない」という意見が最も多いという結果になりました。

 

他のブログやサイトの感想を取り上げていきます。

 「嘘」というあまりにも大きく深い闇を真剣に覗き続けた人間が、それに覗き返され魅入られてしまえば、結論が常識と大きくかけ離れるように流されていくのは明白だろう。そしてその代償として得た最終章、ひいては『ダンガンロンパV3』全体に沸騰する血液のように流れる熱量は間違いなく本物であり、その点でこの作品の質は間違いなく前2作をはるかに凌いでいる。

AUTOMATON

例え残酷な部分がある作品であっても面白いと感じ、評価して、これまで支えてきたファンに「コロシアイが終わらないのは悪趣味な視聴者のせいだ」「フィクションだからってなんでもやっていいのか」と正面切って突き付ける面の皮の厚さには、さすがに開いた口が塞がりませんでした。

トランクルームとスレイベル

 この『V3』のオチが何らかの発作で酷くなったのはしょうがないとしても、過去のシリーズまで巻き込むなよ、とは思うんですよね。 過去のシリーズのキャラクターが次から次へと登場して、「これはみんなフィクションでしたー!」って今作の登場人物を小バカにするシーンは、観ていて心底腹が立ち、そして、あきれ果てました。

いつか電池が切れるまで

 

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ニューダンガンロンパV3の結末に関する私なりの考察をしてきました。また、他のロンパファンの感想もご紹介させていただきました。

ここからダンガンロンパについて思考を巡らせ、1つの楽しむ要素にしていただければ嬉しいです。私の考察を読んで「なるほどな」と思っていただけたり、「それは違うよ!」などの感想がありましたら、ぜひコメント欄の方に書き込みをお願いします!

 

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