テラのゲーム日記

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【レビュー】スイッチ渾身のローンチ!『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』の感想!

スイッチ渾身の神ローンチ!『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の感想!

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目次
 ・<ゲーム性>                                                         
 ・<ストーリー性>
 ・<操作性>
 ・<グラフィック>
 ・<操作性>
 ・<やりこみ性>
総合評価
 

 

ニンテンドースイッチ発売か早1ヶ月が経ちました。ローンチタイトルとして大注目されていた『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』をとことんプレイし、ストーリーまでクリアしましたのでレビューを書きたいと思います!攻略情報の収集&発信のため、レビューが遅れてしまいましたが見てやってください。

 

それでは、タイトルについて感想をまとめていきます。感想はゲーム性、ストーリー性、操作性、グラフィック、やりこみ性の評価観点からレビューしていきたいと思います。

 

<ゲーム性>好きな進め方ができ、広大なフィールドを堪能できる!

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自分の好きな進め方ができる!

これまでのゼルダは順序に沿って進めていき、ラスボスであるガノンドロフを倒すというのがお決まりでした。他のゲームでもそうでしょう。しかし、『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』では、メインチャレンジ(ストーリー)は自分の好きな進め方をすることができます。基本的には、閉ざされた台地を脱出し、4体の神獣を開放し、ウツシエの記憶を取り戻し、マスターソードを入手するのが今作の順序かと思います。しかし、閉ざされた台地を脱出した後は、一直線にガノンを倒しにいっても良いのです。自分が好きなように進めることが出来るのも、今作の魅力の1つです。これにより、ガノンを如何に早く倒すかという、タイムアタック(RTA)が世界的に流行しています。最近の記録では日本人プレイヤーが50分を切ってクリアしたことで話題になりました。様々な進め方、楽しみ方ができる凄さが今作にはありますね!

ようはこんな感じですね。

 

”崖登り”でどこまでも行ける!

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』はゼルダ初のオープンワールドということで、発表当初から注目されていました。”崖のぼり”によって行けない場所はない広大なフィールドになっており、どこまでも自由に行き来することができます。これぞオープンワールドの真骨頂!

 

多くのイベントが用意されている!

フィールドでは様々な人が歩いていたりし、ミニイベントも数多く用意されています。メインチャレンジ(ストーリー)に加え、120もある(ダンジョン)が今作の面白さを引き立てます。祠ではゼルダらしい「どうやったら進めるかな...」と試行錯誤したプレイが楽しめます。祠の攻略方法は無限大で、正しいであろう攻略方法、ちょっとズルい手を使った攻略方法、たまたま上手くいった攻略方法など、自分なりのやり方で攻略できます。ネットでも「こんなやり方でクリアしたよ!」とユーザーがSNSに書き込むなど話題になっています。

 

ロード時間が圧倒的に短い!

ゼルダをプレイして真っ先に思ったことはロード時間の短さ!オープンワールドのゲームは大ボリュームな内容を、少し長いロードをしてからプレイするのが一般的に思えます。しかし、ゼルダのロード時間は他のオープンワールドのゲームと比べて格段に短いというのもポイント高いですね。こんな大ボリュームを据え置き型として、携帯ゲームとしてもプレイできるのは本当に凄いことだと感心しました。

 

武器が壊れるのはいかがなものか

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』では入手した武器や盾が使い込むことで壊れてしまいます。この機能については「必要ない」「なんでこんなのにしたんだ」と批判的な意見もあがっています。でも、壊れるからこそ、様々な武器を使って戦えますし、敵に応じて武器を変えて戦うこともできます。要は捉え方ですかね。個人的には、武器は壊れないほうが良かったかなぁとは思います。

 

ゲーム性:★★★★★★★★★☆

 

<ストーリー性>ゼルダらしい王道さ!キャラの関係性も濃く描かれている

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王道で予想通りの”ゼルダ”的展開!

まずは、これまでのゼルダシリーズを振り返ってみましょう。私の大好きなゼルダシリーズ2本について、「時のオカリナ」では7年の時を経てガノンドロフを倒しにいき、「ムジュラの仮面」では3日間を繰り返し月の落下を防ぐといった特徴的なストーリーでした。今作ではガノンを倒すため4体の神獣を解放し、失われた記憶を取り戻すというストーリーでした。正直、ほとんど予想通りの展開で驚きはありませんでした。それでも、これがゼルダらしさ…ゼルダの王道でもあるのかなと思いました。先程述べた時オカやムジュラが好きすぎて、どうしても比べてしまう部分がありますね...。

 

ゼルダや英傑たちとのやり取りで読み取れる関係性

ウツシエの記憶を思い出す中で、ゼルダとのやり取りを見ることが出来ます。その中でリンクがどのような人物なのか、ゼルダがどのような人物なのかを知ることが出来ます。ただ淡々と物語が進むのではなく、リンクとゼルダ...英傑たちとの関係性などが描かれているのが良いと思いました。4人の英傑だとミファーの話が一番好きでしたね〜!リンクに恋し、100年前に倒された後も神獣の中でリンクを想い続けていたと考えると何ともドラマティックですよね!ダルケルの話では、神獣を開放した後のムービーでユン坊が可愛らしかったのが印象的です。ウルボザの話では、「ガノンはゲルド族」というシリーズの設定がしっかりと描かれていたので嬉しかったです。リーバルの話では、少し鼻につく感じでしたが最終的にはリンクを認めたというのが良かったです。

はじめにミファーの話をクリアしましたが「あ、これ神獣の中で生きてるやつだ」と思っていたものの、本当に倒されて幽霊状態になっていたのには少し驚きました。さすがに、これで生きてましたって言ったら命の儚さだったり、100年前の厄災もその程度だったということなのかもしれません。唯一予想外の展開で驚きましたが、これで良かったと思いました。

 

ストーリー性:★★★★★★☆☆☆☆

 

 

 

<操作性>ジャイロ操作で細かい動きにも対応!

かゆいところに手が届くようなジャイロ操作!

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『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』ではジャイロ操作が所々に取り入れられています。弓矢を構えた時やウツシエやズームしてみた時などには、ジャイロ操作で視点を動かすことが出来ます。他にも、祠でダンジョンの謎を解く際に仕掛けの1つとして用いられます。感覚的に操作できるので、ジャイロ操作出来るのは良いですね。ただ、何かの拍子にスイッチ本体を動かしてしまった時などにも反応してしまうんですよね。加えて、電車など公共の場でジャイロ操作は恥ずかしくてちょっと出来ないですね(笑)

 

コマンドがカスタマイズ出来ない

今作のコマンドで決定的に問題なのは、ジャンプボタンとダッシュボタンの位置です。ニンテンドースイッチでプレイしたのですが、ジャンプは”Xボタン”でダッシュは”Bボタン”です。ダッシュで助走をつけてジャンプをするにはBを押しながらXを押さなくてはいけません。しかし、ボタンの配置的にそれを行うには難しいのです。

 

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所謂”モンハン持ち”のような持ち方をしないと上手くできません。コマンドの変更は出来ず、できるのはXとBボタンの入れ替えのみです。カスタマイズできたらより良かったでしょう。

 

操作性:★★★★★★★☆☆☆

 

<グラフィック>

世界観を大切にした優しいグラフィック

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PS4のようなリアルさを描くというよりも、世界観を活かした優しいグラフィックであるように感じました。ゼルダ感と言いますか...「あぁ、やっぱりゼルダだなぁ!」と感じさせるような印象です。というのも、魔物のポップさやキャラデザインのタッチなどからそう感じました。

  

画面がカクカクすることもしばしば 

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ビタロックやマグネキャッチを使うと、周囲のものに色がつきます。森林など草が生い茂っている所でこれらを使うと、画面がカクカクとコマ落ちしてしまいます。バージョンアップでフレームレートが向上し、当初と比べると良くはなったものの、やはり気になってしまいます。 

 

グラフィック:★★★★★★☆☆☆☆

 

 

<やりこみ性>永遠と遊んでいられる超大ボリューム!

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120の祠を回ろう!

『ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド』ではフィールドのあちこちに祠が存在し、全部で120もの祠があります。祠ではゼルダならではの謎解きが楽しめます。ゲームクリア後も祠探しができ、攻略方法も無限大なので少し変わったクリア方法など様々な遊び方ができます。

 

膨大なミニチャレンジが楽しめる!

村やフィールドにいる住民に話しかけるとミニチャレンジになることがあります。小さなイベントが膨大にあるので、全てクリアするのは中々大変です。その分、長く飽きずに楽しめるということですね!今はストーリーと祠の攻略をメインにやっていますが、それが終わったらミニチャレンジも全部やりたいと思っています!1ヶ月ずっとやってても全く飽きない...やることが尽きないほどの大ボリュームって凄いですね!

 

やりこみ性:★★★★★★★★★★ 

 

 

 

 

タイトルの総合評価

ゲーム性:★★★★★★★★★☆

ストーリー性:★★★★★★★☆☆☆

操作性:★★★★★★☆☆☆☆

グラフィック:★★★★★★☆☆☆☆

やりこみ性:★★★★★★★★★★

 

総合評価:★★★★★★★★★☆

 

スイッチのローンチタイトルとしては十二分に効果があったのではないでしょうか?ここまで”冒険”を自由にできるゲームってあまりないと思います。ストーリー性や操作性グラフィックで少し評価を下げたものの、それを上回るゲーム性、やりこみ性を評価してこのような評価をつけました。「ゼルダをやるためにスイッチを買う」というのも正解だと思います。それほど素晴らしい作品でした。

評価の観点に入れてなかったのですが、BGMも素晴らしい!ゼルダの名曲がアレンジされて使われており、新しいオリジナルのBGMも多く良かったです。実況動画などを見るのも良いですが、真の良さを味わうには実際にプレイしてみないとわからないと思います。どこまでも冒険ができる楽しさをぜひ味わってほしいです!

 

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