『スーパーダンガンロンパ2.5 狛枝凪斗と世界の破壊者』のネタバレ
2017年1月12日に発売された「ニューダンガンロンパV3」の限定BOXの特典であるアニメ「スーパーダンガンロンパ2.5 狛枝凪斗と世界の破壊者」のあらすじと感想をご紹介します。ネタバレも含みますので、ご注意ください。
↑公式からの紹介PVはこちらです!
スーパーダンガンロンパ2.5のあらすじ
狛枝凪斗には常に不運な出来事が巻き起こる。車にはねられ、イガグリが落ちてきて、猫に引っかかれて登校した狛枝。登校した後もホームランボールに襲われたりと不運な出来事がつきまとう。
教室ではみんなが和気藹々と話していた。左右田が「ソニアさんとお茶する!」と狛枝や九頭龍に自慢し、狛枝は「すごいよ!」と褒め称えた。
あくる日、カフェでソニアは左右田を待っていた。左右田は「機械がいじれるだけの自分ではソニアさんに釣り合わない」と嘆いていた。狛枝は「大きな才能は人を苦しめる。ソニアさんも何かに苦しんでいるのかもしれない」と勇気づけ、送り出す。
左右田を見送った2人は共に帰路につく。狛枝は「才能を憎んでいる。才能がなくて、ほどほどに生き、ほどほどに幸せになる方がいい」と九頭龍に迫る。九頭竜は「気持ち悪い。まぁ、お前らしいんじゃねーの」と声を掛ける。
場面は変わり、左右田の葬式が開かれていた。殺されたのだった。怒り心頭の九頭龍、辺古山、ソニアは犯人の元へ向かう。
自室にいた狛枝に電話がかかった。相手は辺古山で「逃げろ。いつか仇をとってほしい。ぼっちゃんを守れなかったから…」と語る。そんな言葉を残し、辺古山は犯人に殺された。
狛枝は彼らが殺されたビルに向かった。犯人は世界の破壊者と名乗ったカムクライズルだった。狛枝は野球ボールを投げると、ビルの鉄骨のネジが全て外れた。彼の不運が発動したのだ。そして、狛枝は九頭龍が持っていた銃を壁に向けて打つと、跳弾した弾に当たり死んだ。
崩れたビルの中から狛枝が立ち上がり、カムクラは「世界の破壊を完了しました」と宣言した。この世界は新世界プログラムの中にある狛枝の世界だったのだ。ジャバウォックでのコロシアイの時に生まれた精神的ショックを取り除くのが、カムクラの役目だった。
この世界は狛枝が望んだ世界であって、一つの可能性だった。狛枝は「才能が嫌いだなんて僕らしくない。偉大な才能こそが希望となる」と語り、新世界プログラムは終了した。
目が覚めると日向創(カムクラ)が起こしてくれた。そして77期生が彼を温かく迎えたのだった。
時系列
この『スーパーダンガンロンパ2.5 狛枝凪斗と世界の破壊者』は、『ダンガンロンパ3 希望編』の直前の話です。アニメでは語られなかった裏話…そして、スーパーダンガンロンパ2の後、彼らはどうやって目覚めたのかを描いた話です。
スーパーダンガンロンパ2.5の感想
希望編を補完し、ロンパの世界をより理解できる!
ダンガンロンパ3希望編では「あれ、こんな展開なんだ!」と驚いた方も多いかと思います。なぜ、そのような展開になったかをスーパーダンガンロンパ2.5は描いています。これを見ることで、ダンガンロンパの世界をより楽しく、より理解することができます。見ていなくても物語を理解できますが、ファンなら必見の物語だと思います。
狛枝くんが相変わらずかっこいい!
狛枝凪斗といったら、ダンガンロンパの全キャラの中で一番人気のキャラクターですよね。そんな狛枝くんが主人公となり、狛枝くんの不運さがこれでもかとばかりに描かれています。「才能が憎いんだ…」とらしくないことをいう狛枝くんも新鮮でした。
物語の最後に「こんなのは自分じゃない」と語る狛枝くんを見て、「あ〜やっぱり狛枝くんだわ(笑)」と思いました。
ちゃっかり出演しているキャラクターが…
これはスーパーダンガンロンパ2.5の1シーンです。お分かりいただけただろうか?
ダンガンロンパ/ゼロの音無涼子や松田夜助、斑井一式が登場しています!また、絶対絶望少女の希望の戦士たちも出ています。ロンパシリーズに出てくるキャラたちが数多く見られたのも良かったです。
ダンガンロンパ関連情報